福井にて
2025年7月20日
福井市を訪れました。
昨年紹介した敦賀に続いて今年も福井県へ行くことができ、福井市を中心にあちこちを訪ねました。松尾芭蕉は「おくのほそ道」で元禄二年(1689年)8月に福井を訪れ、各地に逗留しています。
江戸時代以前に築かれた現存十二天守の一つ、丸岡城。北陸特有の通り雨に遭いました。
「五十丁山に入て永平寺を礼す。道元禅師の御寺也。邦畿千里を避て、かゝる山陰に跡をのこし給ふも、貴きゆへ有りとかや。」と芭蕉が記した永平寺。
1948年の福井地震の激しさを物語る福井城天守の石垣。
福井県立恐竜博物館
2025年7月16日
福井県立恐竜博物館へ行きました。
当館は福井市の中心部から約25キロの距離にあり、当館がある勝山市は恐竜化石の一大産地としてよく知られ、「フクイラプトル」などの「フクイ」の名の付く恐竜はすべて勝山市から発掘されたそうです。
骨格標本などが数多くかつ大規模に展示されてい実に見応えがありました。国内における優れた恐竜研究機関でもあります。
屋外に展示されているティラノサウルス。
テラスから眺める山々。
浮世絵現代
2025年7月3日
上野の東京国立博物館・表慶館で開かれていた「浮世絵現代」展に行きました。
江戸時代に発展した浮世絵は、絵師、彫師、摺師の高度な技術が結集した木版画ですが、この伝統的な木版画に現代のアーティスト約80名が取り組んだ作品を展示する企画です。ほかの印刷技術が発達した現代にあっても、過去の浮世絵の復刻や現代美術の表現方法として高度な木版画の技術が継承されていることじたい驚きです。
展示されている作品には海外のアーティストによるものも多数あり、とても興味深いものでした。
片山東熊が設計し明治42年(1909)に開館した表慶館の内部。西洋の美術館に居るような錯覚。
茅の輪くぐり
2025年6月30日
今年もあっという間に半年が過ぎました。一年の折り返しにあたり、無病息災を願って赤坂の日枝神社へ茅の輪くぐりに行ってきました。
ミロ展 Joan Miró
2025年6月22日
上野の東京都美術館で開かれている「ミロ展 Joan Miró」に行きました。
ジュアン・ミロ(ジョアン・ミロ)といえば、現代芸術家としてはピカソと並びスペインを代表する巨匠ですが、今回はそのミロの初期から晩年までの作品が見られる大回顧展です。
展示はミロで思い浮かべる特徴的な作品だけでなく、初期の自画像や風景画に始まり各時代の作品が集められていてとても見応えがありました。
アトリエの様子がわかる記念撮影用のパネル。