梶コレクション展―色彩の宝石、エマーユの美
2025年6月13日
上野の国立西洋美術館の小企画展「梶コレクション展―色彩の宝石、エマーユの美」に行きました。
展示の説明によると「エマーユ」とは日本では七宝と呼ばれるもので、ジュエリーアーティストの梶光夫氏の寄贈による19世紀後半から20世紀初頭の主にフランスで制作された約150点からなるコレクションのうちからのデビュー展示です。
展示品は小さいものも多く、細かい細工や鮮やかな色使いに思わず息を止めて見入ってしまいます。
蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児
2025年6月3日
上野の東京国立博物館で開かれている「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」展に行きました。
天明、寛政期の江戸で活躍した出版業者の蔦屋重三郎がかかわった出版物や浮世絵、そして同時代の絵師、戯作者の作品が数多く展示されていて、蔦屋重三郎のプロデューサーとしての役割と活躍だけでなく経営者としての優れたセンスが良く伝わってきました。
当館のシンボルツリー、ユリノキの花が咲いていました。
ユリノキ。
陽気に誘われて庭園にはたくさんの人が。
西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館
2025年5月25日
上野の国立西洋美術館で開かれている「西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館」に行きました。
展覧会のポスターでは小さめの字の紹介ですが、サンディエゴ美術館から来日した日本初出品の49作品の存在感が大きく、それに決して引けを取らない西洋美術館のコレクションと一緒にテーマごとに展示してあってとても見応えがありました。
どの時代の展示も良かったのですが、ヴェネツィアのルネサンス、スペインのバロックは特に良かったように思います。
令和7年神田祭
2025年5月11日
私どもの事務所は千代田区内神田にあり、神田神社の氏子町です。今年は2年に一度の神田祭の斎行の年です。江戸っ子の祭り好きが伝わってきます。
正面のビルの11階が私どもの事務所です。
高層ビルと祭のコントラスト。
きらびやかな神輿。
宮入の様子。大小200基を超える神輿が宮入します。
風情を感じる軒先の提灯。
国宝・燕子花図と藤花図、夏秋渓流図
2025年5月11日
南青山の根津美術館で開かれている「国宝・燕子花図と藤花図、夏秋渓流図」に行きました。
尾形光琳の「燕子花図屏風」、円山応挙の「藤花図屏風」、鈴木其一の「夏秋渓流図屏風」を一度に見ることができる贅沢な内容です。
毎年この時期に展示される「燕子花図屏風」からは見るたびに発見があり、今年も見ることができてよかったと思いました。
また、「藤花図屏風」の幹や枝の大胆さ、花の繊細さの表現は見事です。「夏秋渓流図屏風」は見るたびにじわじわと良さがわかってきました。
カキツバタの開花には早くつぼみを見つけるのがやっと。
庭園の藤は見ごろ。
庭園のカキツバタはまだ緑一色。
美術館入口の回廊は、南青山の街並みから美術館へのワープ空間。