ルノワール×セザンヌ モダンを拓いた2人の巨匠
2025年10月1日
丸の内の三菱一号館美術館で開かれていた「ルノワール×セザンヌ モダンを拓いた2人の巨匠」展に行きました。
巡回展として世界をめぐっているパリのオランジュリー美術館とオルセー美術館のコレクションが見られる展覧会です。
いわずと知れた両巨匠の良く知られている作品も展示に含まれていて、表現が異なる作品を残した二人の間には家族ぐるみの付き合いがあったというエピソードも紹介されています。
強い日差しを浴びる中庭
中庭に咲くバラ
江戸の名プロデューサー 蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ
2025年9月22日
千葉市美術館で開かれていた「江戸の名プロデューサー 蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ」に行きました。
蔦屋重三郎をテーマとする展覧会は東京国立博物館以来ですが、本展は、千葉市美術館の開館30周年を記念するもので、当館が所蔵する優れた浮世絵コレクション、絵画コレクションを存分に見ることができました。
初代館長の辻惟雄氏とその後に続く歴代館長の功績により素晴らしい近世から近代の日本絵画と版画が収集され歩みを止めていません。
彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術
2025年9月11日
京橋のアーティゾン美術館で開かれている「彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術」に行きました。
解説によると、オーストラリアの現代美術においては、多くの女性作家が高い評価を得ており、その多くが先住民アボリジニをルーツにしているそうです。
展示は7名と1組による52点から成り、多様なアボリジナル・アートを見ることができます。映像作品もあり、暮らしや風習に触れられるとても良い機会になりました。
藤田嗣治 絵画と写真
2025年9月5日
東京駅の東京ステーションギャラリーで開かれていた「藤田嗣治 絵画と写真」に行きました。
前回の8月27日に続く藤田嗣治です。
藤田自身が写真に写ることが藤田のプロモーションになったこと、作品の題材として自らが撮影した写真を用いたこと、世界中を旅行したくさんの写真を残したこと、写真を通して藤田を紹介する企画です。
画家の目を通して撮影した写真には、あたりまえかもしれませんがアートを感じました。もちろん、絵画にも見るべきものがたくさんありました。
いつものように丸の内北口を行き交う人を眺めます。
来館者の撮影用に設けられたパネル。
藤田嗣治 7つの情熱
2025年8月27日
西新宿のSOMPO美術館で開かれていた『藤田嗣治 7つの情熱』に行きました。
展覧会の解説文にょると、藤田嗣治の芸術を「自己表現」「風景」「前衛」「東方と西方」「女性」「子ども」「天国と天使」という7つの情熱で読み解くというもので、藤田研究で知られ、カタログ・レゾネ(全作品集)の編集者でもあるシルヴィー・ビュイッソン氏の監修により内外の作品が集められています。
藤田の回顧展以来久しぶりに様々な時代の作品を見ることができました。