TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション
2024年8月12日
 竹橋の国立近代美術館で開かれている「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」に行きました。
 TRIOとは、Tokyo、PaRIs、Osakaを組み合わせたもので、当館、パリ市立近代美術館、大阪中之島美術館のコレクションから共通点のある作品でトリオを組んで展示するというおもしろい企画です。
 作品数が多いこと、日本と海外の画家の作品がトリオで組み合わされていること、それぞれの美術館が誇る名作が展示されていることが本展の特長で、飽きることなく観ることができました。


デ・キリコ展
2024年8月4日
 上野の東京都美術館で開かれている「デ・キリコ展」に行きました。
 ジョルジュ・デ・キリコといえばマネキンを描いた作品がまず思い浮かびます。今回は、そのデ・キリコの大規模な個展で、初期から晩年に至る作品が集まっていて実に見応えがありました。
 「形而上絵画(Metaphysical painting)」と呼ばれるジャンルを確立したデ・キリコはシュルレアリスムの先駆けとされますが、それだけにとどまらず、デ・キリコ自身が古典から印象派までの幅広いジャンルから大きな影響を受けたことが展示作品から良くわかり、一方で現代美術に与えた影響の大きさも良くわかりました。


内神田一丁目計画-その5
2024年7月26日
 事務所の近くで進んでいる「内神田一丁目計画」の近況です。
 鉄骨の組み立てが始まったことは6月13日にお知らせしたとおりですが、階数がだんだん高くなり、旧建物解体後に見えていた日銀本店や、JRの電車が鉄骨に遮られて見えなくなりました。とはいえ、2年以上にわたって日銀ビュー、電車ビューを楽しむことができたことに感謝。

日銀が見えていたころ。

見えていたころの日銀方面をズームしたところ。右に本館、左に新館が見えます。

ブランクーシ 本質を象る
2024年7月23日
 京橋のアーティゾン美術館で開かれていた「ブランクーシ 本質を象る」展に行きました。
 ブランクーシの作品をまとめて見られる機会はなかなかないので行く前から楽しみしていた展覧会です。
 会場には国内外の美術館から作品が集まっていて、あの美術館のあの場所に展示されていたのを見たことがある、と思いだせるものがありました。また、彫刻だけにとどまらない展示からはブランクーシのこれまで知らなかった一面を知ることができました。

当館のブランクーシ作品といえばこれ。温かさがあふれています。

隣の戸田ビルはいよいよ9月竣工予定だそうです。

どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより
2024年7月10日
 東京駅の東京ステーションギャラリーで開かれていた「どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより」に行きました。
 展覧会の概要によると、江戸幕府が開かれ、大都市として発展した江戸に暮らした人々が、どのように動物にかかわってきたかを物語る美術品や工芸品を展示するという内容です。これらの展示品は、大規模改修工事中の江戸東京博物館の選りすぐりのコレクションです。
 飼育されたどうぶつ、外国人が見た日本人とどうぶつなどの章立で構成され、ほほえましいもの、カワイイもの満載で興味が尽きません。


見終えたあとは、丸の内北口の人の流れをぼんやり眺めます。






