アルチンボルド展
2017年9月16日
上野の国立西洋美術館で開かれているアルチンボルド展に行ってきました。
イタリア・ミラノ生まれで、16世紀後半にオーストリア・ハプスブルク家の宮廷画家としても活躍をした画家の本格的な展覧会です。
代表作とされる四季の4枚や四大元素の4枚が世界各地から集結した展示室は圧巻です。
たんに珍奇というだけではない絵に込められた意味が良く伝わってくる展示で、また、確かなデッサン力に裏付けられた素描の展示からは、珍奇な側面とは別の側面を見ることができました。
藤島武二展-生誕150周年記念
2017年9月10日
練馬区立美術館で開かれていた「生誕150周年記念 藤島武二展」に行ってきました。
明治の後半から昭和にかけて日本近代洋画界に大きな影響を与え続けた画家の回顧展です。いままでは一度に2、3枚しか見られなかったものが、回顧展だけあってたくさんの作品を見られました。
油絵のほかにも雑誌や書籍の表紙のデザイン、ハガキのデザインなど多岐にわたる活動がよくわかる展示内容でした。
美術館の前庭にはさまざまな動物のオブジェが置かれていて、なかでも練馬大根をモチーフにした馬にはなぜか癒しを感じました。
ベルギー奇想の系譜展
2017年8月31日
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「ベルギー奇想の系譜展」展に行きました。
15世紀の終わりから現代まで続くベルギーにおける奇想・幻想の絵や彫刻などを集めた企画展です。
ヒエロニムス・ボスやピーテル・ブリューゲルに影響を受けた作品に、クノップフやアンソール、マグリットなどの近現代の作品が続くので、どんどん頭を切り換えながら見ました。