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自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで

2022年8月11日

 上野の国立西洋美術館で開かれている「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」に行きました。
 今回の展覧会はリニューアルオープン記念として開かれたものです。本展では美術館の成り立ちが個人コレクションという点で西洋美術館と似ているというドイツ・エッセンにあるフォルクヴァング美術館から多数の作品が来日し、当館のコレクションの名品と一緒に展示されています。
 展覧会名にあるフリードリヒやリヒターはいずれもドイツの画家ですが、特にドイツロマン主義を代表するフリードリヒの作品は国内で見ることが少なく、貴重な機会でした。
自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで
 2020年10月のロンドン・ナショナル・ギャラリー展の直後から始まった約1年半のリニューアルでは、外観としては前庭が最も変化しました。開館当時の姿に戻すため、植栽の多くが取り払われ、また、見通しの良いフェンスに取り替えられたことで上野公園との一体感が強くなったように感じます。
国立西洋美術館前庭

光陰礼讃 ― モネからはじまる住友洋画コレクション

2022年8月4日

 六本木の泉屋博古館東京で開かれていた「光陰礼讃 ― モネからはじまる住友洋画コレクション」に行きました。
 泉屋博古館東京のリニューアルオープンを記念して、第1弾の「日本画トライアングル 画家たちの大阪・京都・東京」に続く第2弾となる本展では、洋画のコレクションが展示されています。 
 今回は印象派のモネやルノワールから、明治・大正・昭和に活躍した日本画家たちの多彩な作品を見ることができます。
泉屋博古館東京の入口
 泉屋博古館東京へは、日比谷線の神谷町駅から緑道を通って行くことができます。暑い日でしたが木陰が続いていたおかげで涼しく感じました。
泉屋博古館東京への道

牧歌礼讃 / 楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン + 藤田龍児

2022年7月25日

 東京ステーションギャラリーで開かれていた「牧歌礼讃/楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン+藤田龍児」展に行きました。
 展覧会の概要によると、ヨーロッパと日本、20世紀前半と後半といったように、活躍した地域も時代も異なる二人の画家、アンドレ・ボーシャンと藤田龍児が共通して画題に選んだ自然の風景の作品を集めた企画です。
 二人がそれぞれ戦争や病といった苦難を経てたどり着いた「癒しの絵画」とも呼ばれる穏やかな作品が展示されていて、懐かしさや安らぎを感じます。
アンドレ・ボーシャンと藤田龍児
 見終えた後は丸の内北口を行き交う人をしばし眺めます。
丸の内北口

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