奥村土牛 画業ひとすじ100年のあゆみ

奥村土牛 画業ひとすじ100年のあゆみ

2016年5月24日

 山種美術館で開かれていた奥村土牛展に行きました。

 開館50周年記念の特別展の第一弾ということです。美術館が画家の無名時代から支援し、蒐集した所蔵品が数多く展示されていて、100歳を超えてもなお絵筆をとり続けた画業をたどることができました。

奥村土牛

ITO TO ITO

2016年5月15日

 表参道にあるニューヨーク近代美術館のデザインショップへは近くに行く度にのぞくようにしているのですが、同じフロアで清川あさみさんという気鋭のアーティストの15周年新作個展が開かれていて、思わず引き込まれて見てきました。
 「ITO TO ITO」という題で糸を使ったアートの展示がされていました。中でも面白いと思ったのが、小説や詩集のページにその小説や詩集のテーマをモチーフに刺繍をするというものです。特に好きになったのは、高村光太郎の智恵子抄にある「レモン哀歌」のページに鮮やかにレモンが刺繍されたものです。
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三渓園にて

2016年5月8日

 5月のある晴れた日に横浜本牧の三溪園に行きました。ながらくそこに「三溪園」という庭園があることは知っていましたが、最近になってようやくすばらしい庭園のほかにも移築された古建築があることを知って初めて訪れました。
 園名は生糸貿易で財をなした明治の実業家原三溪にちなんでいます。岐阜県出身で、その後横浜の原家に養子に入って家業を継ぎ、事業を成功させますが、同郷ということで何となく親近感があります。
 季節の良い時期の建物を巡る園内散策は気持ちの良いものでした。
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美の祝典 やまと絵の四季

2016年5月4日

 出光美術館開館50周年記念として、今年度はいくつかのテーマで展覧会が開かれていますが、その第一弾である「美の祝典 やまと絵の四季」を見てきました。
 やはり一番の見所は「伴大納言絵巻」で、10年ぶりの展示とのことです。応天門の炎上をめぐる伴大納言の物語を絵巻にしたもので、炎の迫力や、貴族、役人、民衆それぞれの登場人物の描写は、ストーリーの展開とともにとても興味深いものがあります。
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はじまり、美の饗宴展~すばらしき大原美術館コレクション

2016年4月23日

 六本木の国立新美術館で開催されていた、大原美術館展に行ってきました。
 国内の美術館の特別展が開かれる機会は限られており、いかに大原美術館のコレクションがすぐれているかがうかがえます。
 エル・グレコの受胎告知をはじめ、ヨーロッパから渡ってきた数々の作品のみならず、近代日本の洋画のすばらしい作品が展示されていました。
大原美術館

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