江戸の名プロデューサー 蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ
2025年9月22日
千葉市美術館で開かれていた「江戸の名プロデューサー 蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ」に行きました。
蔦屋重三郎をテーマとする展覧会は東京国立博物館以来ですが、本展は、千葉市美術館の開館30周年を記念するもので、当館が所蔵する優れた浮世絵コレクション、絵画コレクションを存分に見ることができました。
初代館長の辻惟雄氏とその後に続く歴代館長の功績により素晴らしい近世から近代の日本絵画と版画が収集され歩みを止めていません。
彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術
2025年9月11日
京橋のアーティゾン美術館で開かれている「彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術」に行きました。
解説によると、オーストラリアの現代美術においては、多くの女性作家が高い評価を得ており、その多くが先住民アボリジニをルーツにしているそうです。
展示は7名と1組による52点から成り、多様なアボリジナル・アートを見ることができます。映像作品もあり、暮らしや風習に触れられるとても良い機会になりました。
藤田嗣治 絵画と写真
2025年9月5日
東京駅の東京ステーションギャラリーで開かれていた「藤田嗣治 絵画と写真」に行きました。
前回の8月27日に続く藤田嗣治です。
藤田自身が写真に写ることが藤田のプロモーションになったこと、作品の題材として自らが撮影した写真を用いたこと、世界中を旅行したくさんの写真を残したこと、写真を通して藤田を紹介する企画です。
画家の目を通して撮影した写真には、あたりまえかもしれませんがアートを感じました。もちろん、絵画にも見るべきものがたくさんありました。
いつものように丸の内北口を行き交う人を眺めます。
来館者の撮影用に設けられたパネル。