北斎 冨嶽三十六景 井内コレクションより

北斎 冨嶽三十六景 井内コレクションより

2026年6月12日

 上野の国立西洋美術館で開かれていた「北斎 冨嶽三十六景 井内コレクションより」に行きました。
 当館に寄託された井内コレクションの「富嶽三十六景」が初披露されるとあって会場はとても賑わっていて、浮世絵の人気の高さを感じます。
 私としては約5年ぶりの「富嶽三十六景」ですが、いずれも状態の良いものを近くで心ゆくまで見ることができました。
 浮世絵が西洋美術に影響を与え、19世紀後半のジャポニスムを引き起こしたことを考えると、浮世絵と西洋美術館の組み合わせは納得できます。
北斎 富嶽三十六景
コルビュジエによる本館のスロープ。
西洋美術館のスロープ

アーティスト・バイ・アーティスト

2026年6月5日

 上野の国立西洋美術館版画素描展示室で開かれている「アーティスト・バイ・アーティスト―西洋版画に見る芸術家のイメージ」に行きました。
 ほぼルネサンス期以降、社会において表現者としての画家個人に関心が高まるようになりましたが、本展では表現者としての画家に着目した版画作品を集めています。
 展示作品のひとつ、アルブレヒト・デューラーの「メレンコリアⅠ」は、そのテーマからして表現者としての画家の自負がよく伝わってきます。
アーティストバイアーティスト 版画
本館と新館に囲まれた中庭の様子。
西洋美術館中庭

モネ没後100年 クロード・モネ ー風景への問いかけ

2026年5月24日

 京橋のアーティゾン美術館で開かれている「モネ没後100年 クロード・モネ ー風景への問いかけ」に行きました。
 モネの没後100年という記念の年にあたり、オルセー美術館からのモネの絵画41点を含む約90点の所蔵品に国内の美術館や個人のコレクションを加えた約140点を一度に見られる貴重な機会でした。
 テーマは風景。オルセーのモネのコレクションの中でも指折りの作品が展示されていて、予想をはるかに上回る展覧会でした。
 今年は西洋美術館のオルセー美術館展もあり、印象派鑑賞の当たり年です。
モネ展のエントランスパネルモネ展の館内パネル

SORAYAMA 光・透明・反射 -TOKYO-

2026年5月13日

 京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYOで開かれていた「SORAYAMA 光・透明・反射 -TOKYO-」展に行きました。
 空山基氏がソニーの初代AIBOのデザインを手がけたアーティストであることはつい数年前に知ったばかりですが、その作品を直に見られるということでさっそく出かけました。
 会場は1970年代後半の初期から現在の作品までがいろいろな見せ方で展示されていてかなりのボリュームです。
 空山氏の世界観がぐいぐいと伝わってきて、とにかく「かっこいい」作品ばかりでした。
 TODA BUILDINGの当ミュージアムへは初めて行きました。隣のアーティゾン美術館側に行くたびに建築の様子を見ていたので、新しいアートスペースのこれからが楽しみです。
空山基展
TODA BUILDINGの入り口。普通のオフィスビルに見えますが、前庭や1階のカフェはアートの香りが漂います。
戸田ビルエントランス
6階のテラスは季節の花が咲いていて癒しの空間です。
戸田ビル4Fテラス
TODA BUILDINGの1階エントランスに展示された空山氏の作品をイメージさせるメタリックなAFEELA。
空山基AFEELA

光琳派

2026年5月4日

 南青山の根津美術館で開かれている「光琳派 国宝「燕子花図」と尾形光琳のフォロワーたち」に行きました。
 毎年、燕子花の開花時期に合わせて展示される尾形光琳の『燕子花図屏風』を今年も見ることができました。
 今回の展覧会のテーマは尾形光琳のフォロワーに注目し、その作品を集めた内容です。
 注目はクリーブランド美術館から来日した渡辺始興『燕子花図屏風』です。光琳の影響を受けつつも独自の境地に達していることがわかります。
 さらに展示は深江芦舟や立林何帠の諸作品が続きます。琳派の系譜の中でもなかなか語られることの少ない立林何帠の作品を見られたのは貴重でした。
光琳派展
庭園の燕子花はちょうど見ごろ。
根津美術館燕子花
新しくなった庭園の屋形船。
根津美術館庭園

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