スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー 世紀末の昏き残照
2026年7月26日
丸の内の東京ステーションギャラリーで開かれていた「スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー 世紀末の昏き残照」展に行きました。
20世紀前半のスイスで活躍した画家のことは今回の展覧会を通じて初めて知りました。全作品が日本初公開という展示からは、活動の中心となったベルリンでその時代の影響を受けつつ様々な表現の作品を残したことが良くわかりました。
日本にも縁があるらしく、1908年の約半年間、日本に滞在し、とりわけ天橋立で知られる京都府宮津に長く滞在したときの水彩画などはデッサンの見事さを感じます。


春の江戸絵画まつり 長沢蘆雪
2026年7月19日
だいぶ前のこと、府中市美術館で開かれていた「春の江戸絵画まつり 長沢蘆雪」に行きました。
久しぶりの蘆雪の展覧会らしく、ふだんはなかなか見ることができない個人蔵の襖や掛け軸を思う存分楽しむことができました。また、いろいろな描かれ方の愛らしい子犬たちも見ることができました。
みどころの一つは、蘆雪の代表作とされる和歌山県串本の無量寺にある竜虎図襖です。襖からはみ出すくらいの大迫力なのですがどこか愛嬌を感じます。


緑の豊富な府中の森公園

開花を迎えたエゴノキ

NHK日曜美術館50年展
2026年7月9日
上野の東京藝術大学美術館で開かれていた「NHK日曜美術館50年展」に行きました。
番組のテーマに沿った展示になっているらしく、縄文時代の火焔型土器から現代絵画まで幅広い作品が集められ展示されていました。

美術館の中のらせん階段

緑豊かなキャンパス

チュルリョーニス展
2026年6月22日
上野の国立西洋美術館で開かれている「チュルリョーニス展 内なる星図」に行きました。
展覧会の解説によると、チュルリョーニスはリトアニアを代表する芸術家で、その死後、美術の世界では忘れられていたものが、近年になってようやく象徴主義と抽象をつなぐ役割を果たしたという評価が得られたそうです。日本では34年ぶりの回顧展とのことで、展示作品はカナウスの国立M. K. チュルリョーニス美術館のコレクションです。
評価はともかく、短い画業のなかで様々なタイプの作品を残している中でも神秘や空想を感じる作品が特に印象的でした。

北斎 冨嶽三十六景 井内コレクションより
2026年6月12日
上野の国立西洋美術館で開かれていた「北斎 冨嶽三十六景 井内コレクションより」に行きました。
当館に寄託された井内コレクションの「富嶽三十六景」が初披露されるとあって会場はとても賑わっていて、浮世絵の人気の高さを感じます。
私としては約5年ぶりの「富嶽三十六景」ですが、いずれも状態の良いものを近くで心ゆくまで見ることができました。
浮世絵が西洋美術に影響を与え、19世紀後半のジャポニスムを引き起こしたことを考えると、浮世絵と西洋美術館の組み合わせは納得できます。

コルビュジエによる本館のスロープ。






