ブルターニュの光と風

ブルターニュの光と風

2023年6月25日

 西新宿のSOMPO美術館で開かれていた「ブルターニュの光と風」展に行きました。
 同じ時期に西洋美術館でもブルターニュをテーマとする展覧会が開かれていますが、同じブルターニュをテーマとしながらも、ブルターニュに関するコレクションが豊富なフランスのカンペール美術館から来日した作品を見られるというまたとないチャンスでした。
 本展の特徴は、よく知られたポン=タヴァン派の前後の時代にも光を当てた作品の構成となっていて、ブルターニュ絵画の奥深さを感じられることです。
ブルターニュの光と風
SOMPO美術館外観

憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷

2023年6月17日

 上野の国立西洋美術館で開かれていた「憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」に行きました。
 本展では、フランスのなかでも古くからのケルト文化を色濃く残すブルターニュ地方に魅せられ、その地を描いた画家たちの作品を見ることができました。
 画題としてのブルターニュはすでに19世紀のロマン主義に始まっていて、続いて印象派からポン=タヴァン派、ナビ派に至るまで、多くの画家がこの地を訪れて作品を残していることが良くわかります。
 また、明治以降にフランスに渡った日本人画家がブルターニュを描いた作品のコーナーもあり、ブルターニュが多くのインスピレーションを画家たちに与えていたことがわかります。
憧憬の地ブルターニュ展
ブルターニュ展示室入口

大阪の日本画

2023年6月4日

 東京駅の東京ステーションギャラリーで開かれている「大阪の日本画」展に行きました。
 大阪は、商工業都市として東京や京都とは異なる独自の文化圏を持ち、その大阪が生み出した近代日本画を集めることでその独自性を際立たせるテーマとなっています。ちょうど最近の近代大阪画壇への注目と響き合った内容です。
 展示では、明治から昭和前期に大阪で活躍した北野恒富の作品も複数あり、思わず見入ってしまいました。
大阪の日本画
見終えた後は丸の内北口をぼんやり眺めます。
東京駅丸の内北口

特別展 国宝・燕子花図屏風

2023年5月20日

 南青山の根津美術館で開かれている「特別展 国宝・燕子花図屏風」に行きました。
 毎年、庭園のカキツバタの咲く頃に展示される「燕子花図屏風」を今年も見ることができました。
 今回の企画は、光琳の「燕子花図屏風」を中心として同時代に描かれた作品が展示され、近世絵画の光琳前と光琳後の移り変わりをたどれる内容でした。

国宝燕子花図屏風

当日は好天に恵まれ、庭園のカキツバタは見頃を迎えていました。
庭園のカキツバタ

令和5年神田祭

2023年5月14日

 私どもの事務所は千代田区内神田にあり神田明神の氏子町です。神田祭は隔年で斎行されるならわしですが、一昨年はコロナ禍のため中止になりました。今年は令和元年から四年ぶりの斎行で、コロナ後の日常を取り戻す象徴のひとつと言えるでしょう。
 こちらは氏子町神輿神霊入れの日の様子です。

氏子町神輿神霊

こちらは神輿宮入の日に各町会の神輿が発つ前の様子です。
神輿宮入前

こども神輿も見事です。
こども神輿

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