マリー・ローランサン ― 時代をうつす眼

マリー・ローランサン ― 時代をうつす眼

2024年4月12日

 京橋のアーティゾン美術館で開かれていた「マリー・ローランサン ― 時代をうつす眼」展に行きました。
 渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで見た「マリー・ローランサンとモード」展から1年も経たないうちにマリー・ローランサンの企画展を見られるという機会はなかなか無いでしょう。
 会場には国内外からマリー・ローランサンの名品と併せて同時代に活躍した画家たちの作品が展示されいていて、マリー・ローランサンが生きた時代と当時の美術界の様子がよく伝わってきます。
マリー・ローランサン展
 1年ぶりと言えばアーティゾン美術館を訪れるのも約1年ぶりです。当時は地上部分の建設が始まっていた隣の戸田ビルがもうオープン目前まで工事が進んでいました。
アーティゾン美術館から戸田ビル方面
戸田ビル
 
 

激動の時代 幕末明治の絵師たち

2024年4月1日

 だいぶ前のことになりますが、六本木のサントリー美術館で開かれていた「激動の時代 幕末明治の絵師たち」展に行きました。
 幕末明治という西洋の情報が急速に入ってきた中で、絵師たちがそれを受容し作品に反映したことが感じられもの、また社会の変化を写し取ったものなど、大きな変化が当時の絵画に起きていたことがわかりました。
 たとえば歌川国芳の大判錦絵も複数展示されていて、こうした時代の中での国芳という絵師をとらえ直すことができました。
幕末明治の絵師たち
幕末明治の絵師たちポスター

本阿弥光悦の大宇宙

2024年3月23日

 上野の東京国立博物館で開かれていた「本阿弥光悦の大宇宙」展に行きました。
 本展では、戦国時代から江戸初期に生きた本阿弥光悦の手による書や作陶、光悦が制作にかかわった漆工品の優品が見られるとあって期待をして出かけました。
 多彩なジャンルの展示品とその説明文を見るうちに、これまでの本阿弥光悦への理解がいかに浅かったかを思い知りました。また、日蓮法華宗に帰依していたことが制作活動に大きな影響を与えていたこともなかなか書物などでは知ることができなかったことです。
 自分にとっての今回のハイライトは、能書家としても知られる光悦による『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』です、琳派の祖とも称される俵屋宗達の鶴の下絵に、あたかも鶴と一緒に舞うように流麗な文字が配置されていて実に印象的でした。
本阿弥光悦の大宇宙

大名茶人 織田有楽斎

2024年3月20日

 六本木のサントリー美術館で開かれている「四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎」に行きました。
 本展は、織田信長の弟として生まれ、戦国武将として活躍し、茶人としても一級の足跡を残した織田有楽斎の400年遠忌の節目に企画されたものです。
 展示の中心は、有楽斎が晩年に再興し、隠棲した京都・建仁寺の塔頭「正伝院」に伝わるゆかりの書状、茶道具です。貴重な資料としての書状からは武将としてまた茶人としての交流の広さを感じます。また、茶入や茶杓、茶碗などの名品も見ることができます。
 信長、秀吉、家康に仕え、戦国を生き抜いた茶人としての有楽斎を深く知ることができました。
織田有楽斎
 

みちのく いとしい仏たち

2024年3月5日

 東京駅の東京ステーションギャラリーで開かれていた「みちのく いとしい仏たち」に行きました。
 民間仏としては円空が良く知られ、円空と同じような素朴ながら力強い造形美が見られると思って出かけましたが、出展されている仏像は予想とはおおきく異なったお姿でした。
 会場では展覧会のタイトルにある「いとしいほとけたち」が出迎えてくれ、時には笑みがこぼれるようなお姿もありました。また、ほとけたちは威厳や荘厳さを求めるのではなく、身近な祈りの対象として大切に守られてきたことを感じました。
みちのく いとしい仏たちエントランス
東京駅の丸の内北口は今日もたくさんのひとが行き交います。
東京駅丸の内北口ドーム

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