下村脩氏の私の履歴書

下村脩氏の私の履歴書

2010年8月4日

 7月31日で最終回となった下村脩氏の「私の履歴書」は、ノーベル化学賞の受賞に至った研究の半生が主題ですが、理系・文系を問わず多くの読者に感動を与えたのではないでしょうか。

 読後にさわやかで暖かいものを感じたのは、あきらめない研究への思い、研究を支えた家族との絆や同僚との信頼関係が感じられるからでしょう。

 最終回近くに、母校の後輩へのメッセージとして「どんな難しいことでも、努力すればなんとかなる。絶対あきらめないで頑張ろう」がという言葉が登場します。

 平易だけれども深く、明るく、力強く、読み進んだゆえに理解できる言葉でした。

’10年代のスタート

2010年1月1日

新年あけましておめでとうございます。

 2010年が明けました。何かと話題の多かったミレニアムからの10年(ゼロ年代)が終わり、次の10年(’10年代)がゼロ年代の大きなうねりを引き継いで始まります。皆さんはどのようにこの10年を振り返られますか? 私はさまざまに思い起こすことがありますが、いろいろな価値観の入れ替わりを感じた10年でした。

 ’10年代のスタートにあたり、今年は10年後にこうありたいというような少し先の目標を強く意識したいと思います。その意識をもって行動すればこのような時代でもあまり迷わず対処して行けるのではないかと思います。

お客様と一緒に、今のことも、少し先のことも希望をもって語れるような事務所づくりを目指します。

 本年もよろしくお願いいたします。

手帳の引き継ぎ

2009年12月29日

 昨日で本年の業務を終えました。 

 今、目の前には、今年の手帳と来年の手帳があります。今年の手帳を改めて見返すと数多くのことが思い出されます。とりわけ、厳しい環境の中でも日々事業を守り育てていらっしゃるお客様との出来事が次々と浮かんできます。
 経済の状況は予断を許さず、さまざまな指標の動きも気になるところです。このような時こそ、環境の変化に柔軟に対応しながら、お客様に価値を提供し続けることの大切さを感じます。来年の手帳を、たくさんの価値でうめられるよう動き続けます。

今年一年のご愛顧、ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

良い年をお迎え下さい。

皇居ランナー

2009年11月22日

 今回は、事務所の周りの風景をレポートします。

 毎日、事務所から帰路の駅へ向かう途中で時間帯を問わず、皇居の周回を走る「皇居ランナー」を見かけます。事務所は、皇居の周回コースからは直線距離でも400メートル離れているにもかかわらず、なぜここで?

  先日、ある方に教えられて謎が解けました。ランナーの方が利用する銭湯が近くにあるのです。コースに近い数少ない銭湯です。

  銭湯だけでなく、上級者向けのランナープロショップや、先端のウェアを競うランナーカフェ、走った後の一杯を楽しむランナー居酒屋があったら繁盛するか?などと考えるこのごろです。

  私自身、何度かコースを周回したことがあります。コースの中でも半蔵門から桜田門にかけての下り坂は気分が良いところです。走るのが苦手でなければ(苦手でも)、一度試してはいかがでしょう。

八ッ場ダムの橋梁工事

2009年10月22日

 八ッ場ダムの建設現場の近くを通る機会がありました。

 ダムの堰堤がまだ姿を見せていない中、目下のところダムの象徴となっているのは、高くそびえる橋脚でしょう。よく報道の場面で映し出されるT字型が並んでいる物体です。

 家に戻って工法を調べました。いくつかある橋の工法のなかで話題の橋はカンチレバー工法と呼ばれるものでした。始めにI字型の橋脚をつくり、その後左右均等にT字型に延ばして橋脚間をつなぐ方法で、長いスパンの橋梁を経済的に作るのに適しているそうです。国内にはカンチレバー技術研究会というゼネコンを会員とする団体があり、技術の向上をはかっていることも知りました。

 間近で見る橋脚は思った以上に高く巨大で、左右に大きく張り出した部分が印象的でした。土木技術の凄さを感じたひとときでした。

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