ピーター・ドラッカー・コレクション水墨画名品展
2019年5月27日
千葉市美術館で開かれていた、『ピーター・ドラッカー・コレクション水墨画名品展』に行きました。
あの「マネジメントの父」が日本の水墨画を収集していたことは知りませんでしたが、このたび、ドラッカーの日本絵画のコレクション全197点が日本企業により取得され、千葉市美術館に寄託されることになったそうです。
これを記念して千葉市美術館で披露されていたのを、5月26日付のブログで紹介した『メアリー・エインズワース浮世絵コレクション』と同時開催で一緒に見ることができたのは幸運でした。
室町時代の雪村周継から江戸時代の伊藤若冲など、コレクションが散逸しないで美術館に納められて本当に良かったと思います。
メアリー・エインズワース浮世絵コレクション
2019年5月26日
千葉市美術館で開かれていた『メアリー・エインズワース浮世絵コレクション-初期浮世絵から北斎・広重まで』に行きました。
この展覧会は、アメリカ人女性メアリー・エインズワース(1867-1950)が収集し、母校のオハイオ州オーバリン大学に寄贈した1500点以上の浮世絵のうちの特に優れた200点が初めて里帰りするものです。
コレクションは浮世絵の初期から幕末までが網羅され、鳥居清長や喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重などの作品をとても保存状態の良い状態で見ることができました。
没後170年記念 北斎 ―富士への道
2019年5月24日
原宿の太田記念美術館で開かれていた『没後170年記念 北斎 ―富士への道』展を見ました。
今年は北斎をはじめとする浮世絵の展覧会が各所で開かれており、これらを見るうちに浮世絵を常設展示している太田記念美術館へも行かなければと思い立ち、初めて訪れました。
今回の展示は富士山をテーマにしたもので、冨嶽三十六景のほか、北斎が様々な作品で描いた富士山を見ることができます。
また、2020年3月から切り替わる新様式のパスポートの各ページには冨嶽三十六景のうちの24点が印刷されるそうですが、その24点が紹介されていたのは興味深い展示です。
ひろしま美術館 再訪
2019年5月15日
広島市のひろしま美術館に行きました。2017年の秋以来、1年半ぶりの再訪です。
ちょうど、当館がポーラ美術館との共同企画のために印象派の主要なコレクションを貸し出していたことから再会できなかった絵画があった一方で、キスリングやピカソ、藤田嗣治などのコレクションをはじめて見られたことは幸運でした。
令和元年神田祭
2019年5月13日
私どもの事務所が所在する千代田区内神田は神田明神の氏子町です。隔年が恒例の神田祭は今年が斎行の年で、初夏の訪れを告げてくれます。
こちらは神輿宮入の前日に行われる神幸祭の様子で、右奥が私どもの事務所です。
こちらは、朝から夕方まで続く大小200を超える神輿宮入の様子です。