怖い絵展

怖い絵展

2017年12月17日

 上野の森美術館で開かれてた「怖い絵展」に行きました。
 中野京子氏の出版による『怖い絵』シリーズで紹介された「怖い絵」や世界各地の美術館から集められた「怖い絵」を見ることができます。
 この「怖い絵」とは、見た目ではなく絵の背景を知ることで怖さがわき上がってくるというものです。企画が珍しいことからたくさんのひとで賑わっていました。
怖い絵

運慶展

2017年12月3日

 上野の東京国立博物館で開かれている運慶展に行ってきました。
 運慶と縁の深い奈良の興福寺の中金堂が約300年ぶりに再建されるのを記念して開催されるとのことで、「史上最大の運慶展」というふれこみです。
 力強い仏像で知られる運慶ですが、心ひかれたのは運慶の無著・世親立像や慶派の仏師による重源上人坐像といった内面を感じさせるような像でした。
 平安仏から鎌倉仏への移り変わりが自分なりに解ったことも大きな収穫でした。
運慶
 
 

滑川にて

2017年11月28日

 富山県の滑川を訪れました。
 ほたるいかで有名な滑川は、松尾芭蕉が「おくの細道」で宿泊した北国街道の宿場町としても知られています。
 元禄二年(1689年)7月に松尾芭蕉が宿泊したとされる旅籠の川瀬屋跡を訪ねてみると句碑があり、その向こうには富山湾が広がっていました。
 旅先が「おくの細道」でつながることは楽しいものです。
 当ブログでも、多賀城白河と過去別々の場所で「おくの細道」に遭遇しています。
滑川
 

ひろしま美術館

2017年11月15日

 広島市の中心部にある、ひろしま美術館に行きました。
 フランス近代絵画のコレクションで知られる同館へはかねてより行きたいと思っていたところ、私どもの法人の広島研修旅行の自由時間で実現しました。
 4つの展示室には、ロマン主義から印象派、ポスト印象派、新印象主義、象徴主義、ナビ派、フォービズム、エコール・ド・パリまで、流れにそって画家たちの絵が配されていました。
 それぞれの画家の「その画家らしい絵」が揃っていると聞いていたとおりで、1~2回見ただけでは立ち去りがたく、4~5回は繰り返し見たでしょうか。
ひろしま美術館1
ひろしま美術館 

江戸の琳派芸術

2017年11月10日

 丸の内の出光美術館で開かれていた『江戸の琳派芸術』展に行ってきました。
 美術館が所蔵する、酒井抱一とその弟子、鈴木其一に代表される江戸琳派の名品が揃った展覧会でした。
 琳派好きにとっては堪らない作品の数々ですが、なかでも酒井抱一の銀地の紅白梅図屏風は近くで見ても、少し遠くから眺めてもすばらしいものでした。
江戸の琳派
 絵に集中した後は、皇居を望めるスペースでお茶を飲みながらくつろぐのもまた堪らない時間です。
日比谷通り
 
 

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