ブリューゲル展

ブリューゲル展

2018年4月3日

 上野の東京都美術館で開かれていたブリューゲル展に行ってきました。
 ピーテル・ブリューゲル1世にはじまり、ピーテル・ブリューゲル2世、ヤン・ブリューゲル1世とその子や孫に続く画家としてのブリューゲル家の作品が並んでいました。
 これらの作品の多くがプライベートコレクションで、日本で初公開のものがほとんどだそうです。
 独自の画風を確立したヤン1世に比べてピーテル1世の画風を継いだために地味な印象のピーテル2世の作品が見られたほか、一族の作品を見られたのは貴重な機会でした。
 ブリューゲル

色絵 Japan CUTE !

2018年3月29日

 丸の内の出光美術館で開かれていた、「色絵 Japan CUTE !」展に行ってきました。
 館が所蔵する江戸時代以降の色絵の施されたやきもののすぐれた作品が数多く展示されています。
 思わず見入ってしまう好みの鍋島や野々村仁清の京焼はもちろん、現代の陶工による作品も並べられていました。
 日本のやきもののデザイン性と色使いのすばらしさを再発見するとともに、この分野における館のコレクションの厚みを感じる展覧会でした。
色絵

出光

ボストン美術館 パリジェンヌ展

2018年3月16日

 世田谷美術館で開かれている「ボストン美術館 パリジェンヌ展」に行ってきました。
 18世紀から20世紀のパリジェンヌのさまざまな姿を、絵画や衣類、道具などで展示する企画です。
 ロココから現代までが凝縮されていて、それぞれの時代が興味をひきます。
パリジェンヌ

北斎とジャポニスム

2018年2月19日

 上野の国立西洋美術館で開かれていた「北斎とジャポニスム」展に行きました。
 展示では、葛飾北斎の作品とその影響を受けたとされる西洋の絵画が並べて展示してあり、北斎が印象派以降の西洋絵画にインスピレーションを与えていたことがよくわかりました。
 普段は常設展示されている当館のすぐれたコレクションが特別展示されているのを見るのは新鮮でした。また、馬淵館長の監修と聞いていたとおりの、とても見応えのある展覧会でした。
北斎

熊谷守一 生きるよろこび 展

2018年2月3日

 竹橋の東京国立近代美術館で開かれている『没後40年 熊谷守一 生きるよろこび』展に行ってきました。
 岐阜県出身ということで同郷の親しみと関心を持ちつつも、いままで本格的に見ることがなかった画家の大回顧展とあって期待しながら会場へ行きました。
 展示では、97年の生涯の最晩年まで描き続けた氏の画業をたどることができます。印象深かったのは子との別れをモチーフにした2枚の絵で、晩年の穏やかな画風からは想像がつかず、しばらく目を離すことができませんでした。
 もちろん、晩年の猫や昆虫などの絵は、見続けるにつけ心が落ち着くようで、長く印象に残ります。
熊谷守一

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