動物たちの息吹

動物たちの息吹

2018年9月8日

 虎ノ門のホテルオークラで開かれていた「動物たちの息吹」展に行ってきました。
 今年で24回目を迎えるチャリティーイベント「秘蔵の名品 アートコレクション展」のテーマとして今回選ばれたのが「動物画」です。
 会場には西洋絵画や日本絵画から動物を描いた作品が多数紹介されています。
 なかでも、菱田春草や藤田嗣治の猫、円山応挙の狗などは、ほのぼのとしていて思わず微笑んでしまいます。
動物たちの息吹

モネ それからの100年展

2018年8月31日

 みなとみらいの横浜美術館で開かれていた「モネ それからの100年展」に行ってきました。
 印象派の巨匠クロード・モネの大装飾画「睡蓮」が、後の作家たちに今日まで影響を与え続けてきたことをテーマにした企画展です。
 モネの絵画が国内の美術館からのものを中心に集められているほか、モネが影響を与えたとされる後世代の作家の作品、また、モネにオマージュをささげた作家たちの作品を見ることができます。
 もちろん、国外でも注目されている平松礼二氏の作品もありました。
モネ
館内

「江戸名所図屏風」と都市の華やぎ展

2018年8月19日

 丸の内の出光美術館で開かれていた『「江戸名所図屏風」と都市の華やぎ』展に行ってきました。
 展覧会の中心はタイトルにもある「江戸名所図屏風」です。江戸城の本丸までが焼かれた明暦の大火以前の城下をとらえたものとして知られているそうで、当時描かれた名所を現在の景観を思い起こしながら見るのはとても楽しいものです。
 また、細密に描きこまれた人物からは、当時の衣装や生活様式、職業、物流などが伝わってきて短時間で見切れるものではありません。
 そのほかの展示もまた江戸の町を題材にしていて見飽きません。
江戸名所図
猛暑の外を忘れるひとときでした。
皇居
残暑お見舞い申し上げます。

ルーヴル美術館展 肖像芸術-人は人をどう表現してきたか

2018年7月29日

 六本木の国立新美術館で開かれているルーブル美術館展に行きました。
 副題は「肖像芸術-人は人をどう表現してきたか」で、古代からの19世紀までの「人の姿」をさまざまにとらえてきた絵画、彫刻などの作品が展示されていて、博物館としての側面を感じる展覧会でした
 時代や場所は異なりますが、16世紀ヴェネツィア派のヴェロネーゼや、19世紀フランス新古典主義のアングルの肖像が特に印象的でした。
ルーヴル
 

ターナー展

2018年7月7日

 西新宿の損保ジャパン日本興亜美術館で開かれていた『ターナー 風景の詩』展に行ってきました。
 東京でのターナー展はおよそ4年半ぶりです。
 今回の展覧会では、スコットランド国立美術館群その他の美術館から多数の粒ぞろいの水彩画、油彩画、版画が集められていました。その中には、福島県郡山市立美術館からの作品も数多く含まれ、同館のイギリス絵画コレクションのことを知るきっかけになりました。
 最も印象に残ったのは「スノードン山、残照(Mount Snowdon,Afterglow)」でした。遠景のかすむ山並みが、水彩で壮大に描かれていました。
ターナー
 見終わった後は高層ビルからの風景で目を休めます。
眺望 

メールでお問い合わせ

btn_tel

btn_contact